さいたま市に穴場スポット ホントに霊園? 神社前の広場に1000枚の扇で回廊 秋の風情を演出 京都老舗のスイーツも
2024/09/09/14:51
埼玉県さいたま市で戦後初の民営公園墓地を運営する公益財団法人・青葉園は、園内青葉神社の広場前の木枠に、約1040枚の扇で装飾を施した「扇の回廊」を9月10日から開始する。10月20日まで。
“秋”をテーマとした装飾イベントで、映える穴場スポットが生まれる。
青葉神社前の16メートルほど続く木枠の回廊に、「秋扇」(季語=残暑に用いる扇)にちなんだ色鮮やかな扇と「ススキ」が飾り付けられ、秋の風情を楽しみながら散策できる。来園自由。
園内各所には、百日紅(サルスベリ)が夏の名残とともに花を咲かせ、秋の彼岸にかけては曼珠沙華が県天然記念物の藤の下に咲き誇る。
秋の彼岸にかけ、数万人の来園を見込んでいるという。
また、青葉園に隣接する京料理店「三門」では、季節ごとの料理やスイーツを提供。京老舗茶屋の宇治抹茶をふんだんに使用した「宇治抹茶のかき氷」(990円/税込み・10月末まで)のほか、秋のスイーツとして桃、すももを使用した「桃とすもものひんやりプレート」(1100円/税込み・期間限定)を9月12日から提供する。
青葉園は、埼玉県さいたま市西区三橋5-934。営業時間は午前10時から午後3時。
=埼玉新聞WEB版=