中国の自動車大手、浙江吉利控股集団傘下の電気自動車(EV)ブランド「Zeekr(ジーカー)」が来年、日本に進出する方針だ。加速性に優れた高級EVとして知られ、3車種の投入を検討している。中国EV最大手比亜迪(BYD)も昨年から日本で乗用車の販売を開始し、中国EVが存在感を増している。
年末までに首都圏や関西、東海地方にショールームを開設する予定。ジーカーの陳禹副総裁は取材に「日本市場での(販売の)パフォーマンスに期待する」と述べた。
発売を目指すのはスポーツタイプ多目的車(SUV)の「X」と多目的車(MPV)の「009」、ファミリータイプSUV「7X」の3車種。