岩手・花巻東高で高校通算１４０本塁打を放ち、米スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎が９日、帰国中の同県花巻市で練習を公開し「目標は全米大学選手権優勝。チームの戦力になれるよう頑張りたい」と語った。今後は９月下旬から始まる大学の授業に合わせて再渡米し、野球部の活動もスタートする。

　３月の渡米後は米国の大学生らが参加するＭＬＢドラフトリーグなどで経験を積んだ。「打席数を重ね、手応えになった」と来季への弾みにする。

　今後は学内の寮で生活して午前から授業、夕方から全体練習という大学生活となる。「野球と勉強、両方するのが大学生なので食らいついていきたい」と意気込んだ。