パリ・パラリンピックの車いすテニスで男子シングルスを制した18歳の小田凱人(東海理化)、女子でシングルスとダブルスの2冠に輝いた上地結衣(三井住友銀行)らが9日、羽田空港に帰国した。待っていた関係者から「おめでとう」と声をかけられた小田は、金メダルをかんでポーズを取り、喜びを表現した。
選手が到着ロビーに姿を現すと集まった人からは温かい拍手が送られ、上地は会釈や笑顔で祝福の声に応えた。小田との男子ダブルスで銀メダルの三木拓也(トヨタ自動車)、上地とペアを組んで優勝した田中愛美(長谷工コーポレーション)も帰国した。