マラソン大会支えるボランティア募集 「ランナーへ温かいおもてなしの心を」 来年3月開催のさいたまマラソン、ボランティア参加者にはオリジナルスタッフウェアやクオカード支給
来年3月16日に、さいたまスーパーアリーナを発着するコースで開催される「さいたまマラソン2025」のボランティア事務局は、5日から大会運営を支えるボランティアとボランティアリーダーの募集を開始した。
今大会からボランティアの参加を拡充。新設するボランティアリーダーは、これまでの活動で得た経験をメンバーに伝え、チームのまとめ役を担う。「誰でも参加できる大会」をボランティアにも適用し、ファミリー枠の新設や年齢条件の緩和でスポーツ少年団など、15歳以下のグループ団体の参加が可能になった。
清水勇人市長は枠の拡大について、6月の定例会見で、「挑戦するランナーを温かいおもてなしの心でサポートしていきたい」と述べていた。
申し込み要件は、活動日時点で満15歳以上(中学生を除く)で、リーダーはボランティアとして、さいたまマラソンやその他のマラソン大会の参加経験者。一般のボランティアは15歳以下(中学生含む)のグループ、団体、ファミリー枠の参加者がいる場合は管理監督する18歳以上の人が1人必要になる。いずれも手荷物の預かりや返却、給水や給食、コース(沿道)の整理を行い、リーダーはメンバーへの説明や指示、ディレクターとの連携を図る役目がある。
募集はリーダーが165人(抽選)、一般ボランティアが先着5千人。同ボランティアの申し込み単位は個人、グループ(2~9人)、団体(10人以上)、ファミリー枠(2~6人)。参加者には大会オリジナルスタッフウエアや500円分のクオカード、さいたま市みんなのアプリのデジタル地域通貨で利用できる「たまポン」200ポイント分を支給する。来年2月の説明会への出席は必須で、リーダーは1月のスポーツボランティア研修やリーダーズミーティングへの参加も不可欠だ。
申し込みは、大会公式サイトのボランティアページから。
問い合わせは、さいたまマラソンボランティア事務局(電話03・6912・5075=平日午前10時~午後5時)へ。