10日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、前日終値から一時300円超上昇した。前日の米国株の値上がりを好感した買い注文が優勢だった。ただ積極的に買い進める材料は限られ、下落に転じる場面もあった。
午前終値は前日終値比28円47銭高の3万6244円22銭。東証株価指数(TOPIX)は8・79ポイント高の2588・52。
前日に米国でダウ工業株30種平均など主要な株価指数が上昇したことを支えに、幅広い銘柄が値上がりした。
一方、株価水準が高い半導体関連銘柄の一角などは売られた。米国経済の先行き不透明感がマイナス要因だった。