埼玉新聞

 

ゲーム体験や地元農産物の購入 楽しくSDGs学ぶフェスタ、埼玉・川越で開催 来場者5千人、理解深める

  • SDGsアクションフェスタに出店したレインボーさいたまの会のブース(レインボーさいたまの会提供)

 楽しみながら持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶイベント「SDGsアクションフェスタ」が3日、川越市のウェスタ川越とウニクス川越で開催された。33団体がブースを設置し、約5千人が来場した。来場者は、SDGsを分かりやすく学ぶゲームを体験し、地元農産物や関連商品を購入するなどして理解を深めた。

 イベントは川越市全体のSDGsに関する機運を高めることを目的に開催。出店したLGBTQ(性的少数者など)を支援する市民団体「レインボーさいたまの会」は、「ジェンダー平等」や「人や国の不平等をなくす」などのSDGsの目標についての活動紹介などの展示を行った。

 また、川越市内の企業と連携し、和菓子屋「龜屋」が開発したレインボーの上生菓子や、織り工房「英(ひで)」のレインボーの織物製品なども販売され商品は、ほぼ完売した。同会の加藤岳代表は、「自分の住むまちにパートナーシップ制度があることを初めて知った人もいた。LGBTQについての認識を深めてもらう目的がかなった」と話した。

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