【ワシントン共同】米労働省が12日発表した8月の卸売物価指数は前年同月より1・7%上昇した。伸び率は2カ月連続で縮小。1・8%程度の上昇を見込んだ市場予想を下回った。モノの価格が横ばいとなったことが影響した。
モノのうち食品は2・3%上がった一方、エネルギーは8・4%下がった。サービスの価格は2・6%上がった。変動が激しい食品とエネルギーを全体から除いたコア指数は2・4%上がったが、市場予想を下回った。
卸売物価指数の前月比(季節調整済み)は0・2%上昇した。モノ全体では横ばいで、うち食品は0・1%上がり、エネルギーは0・9%下がった。サービスは0・4%上がった。