SLパレオエクスプレス復活、秩父鉄道が2年ぶりに 旬を迎えたイチゴ「紅ほっぺ」を乗客に振る舞う
2019/01/07/00:00
秩父鉄道(本社・熊谷市)は1日から、不具合で運転を休止していたSLパレオエクスプレスを復活させ、約2年ぶりの冬季特別運転としてSLの運転を再開させている。
SLパレオエクスプレスはけん引する蒸気機関車C58363号機の車両に不具合が発見されたため、昨年9月28日から運転を休止。修繕が完了したことから、今月1日から3月3日までの15日間にわたり冬季特別運転を行う。
5日には秩父観光農林業協会と連携して、「SLちちぶストロベリーエクスプレス」が運行。イチゴのヘッドマークを掲出したSLが運行し、下りの熊谷~秩父駅間の車内で生産者やJAちちぶキャンペーン隊などが旬を迎えたイチゴ「紅ほっぺ」を乗客に振る舞った。乗客には特別乗車記念証もプレゼントされた。
生産者で長瀞町在住の福島貴美恵さん(32)は「今年のイチゴは全体的に早かったけど、例年通りの味になった」と話していた。