30人で大凧に「令和」書く 春日部・大凧あげ祭りへ準備 5月3、5日に開催「書きやすかった」
2019/04/16/00:00
5月3、5日に春日部市東部の江戸川河川敷の宝珠花地域で開かれる大凧(だこ)あげ祭りに向け、旧小学校体育館で「令和」の「文字書き」が14日、行われた。
初節句を祝うなど、江戸時代から伝わる伝統行事。上若組、下若組が縦15メートル、横11メートル重さ800キロの大凧を上げる。
昨年は平成最後の年を締めくくるに当たり「平成」と「感謝」の大凧を制作。今年は新元号を採用し、上若組が「令和」、下若組が「元年」を上げる。
14日の「文字書き」には関係者やボランティア約30人が参加。体育館に広げられた大凧の上に塗料で「令和」の2文字を描いた。
庄和大凧文化保存会の川島栄会長は「画数は多からず少なからず、書きやすかった。新時代の幕開け、全国の皆さまに感動を与えることができれば」と話している。