立憲民主党代表選の4候補は13日、徳島市で「地域活性化・農林水産業」をテーマに討論会を開いた。枝野幸男前代表(60)は民主党政権で導入した農家の戸別所得補償制度復活を主張。「農地を生かすためしっかりと税金を使おう」と呼びかけた。野田佳彦元首相(67)は、現在は都道府県や市町村が運営する農業公社の国立版を設置する将来構想に触れた。
泉健太代表(50)は野田氏の構想を「民業圧迫につながらないか」と指摘。野田氏は「全国レベルで農業者を増やす組織が必要だ」と訴えた。
吉田晴美衆院議員(52)は地域活性化策として、徳島大など国公立大の授業料無償化を提唱した。