埼玉新聞

 

ブランド栗「高麗川マロン」収穫始まる 埼玉・日高市 「甘くほくほく感」 突風で枝折れる被害も収量は例年並み きょう14日から専用直売所で土日に販売

  • 成熟して落ちた栗=12日、日高市北平沢

    成熟して落ちた栗=12日、日高市北平沢

  • 成熟して落ちた栗=12日、日高市北平沢

 県内有数の栗の産地である日高市で、大粒のブランド栗「高麗川マロン」の収穫が始まった。

 同市北平沢で約300本、計4品種の栗を栽培する武藤米子さん(72)は、落ちた栗の鋭いイガから足とトングを使って実を取り出し、籠に集めた。

 高麗川マロン研究会の安藤俊吾会長(70)によると、今年は「暑さで収穫時期が遅れているが、品質はいい。甘くほくほく感のある良好な味」という。7月の突風で枝が折れる被害もあったが、例年並みの5トン前後の収量が期待される。

 高麗川マロンは選定を経て、同市南平沢のJAいるま野日高支店の専用直売所で14日から10月6日までの土、日曜日に販売する(売り切れ次第終了)。

 問い合わせは、直売所(電話042・986・0751、定休日や混雑時は不通)へ。

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