飯能市は13日、麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の定期予防接種で、市内の医療機関が幼児ら11人に有効期限切れのワクチンを接種していたと発表した。
市保健センターによると、8月16日~同24日、市内の医療機関1カ所で、市民11人に接種したMRワクチンの有効期限が1日から9日間超過していた。予診表に添付された有使用ワクチンのシールで有効期限切れが分かった。
MRワクチンは1~2歳、5~6歳に各1回の接種が義務付けられている。今のところ、健康上の被害はないという。市は接種から1カ月後に再度、健康状態を確認する。