埼玉新聞

 

HPVワクチン、月内接種検討を 積極勧奨控えで低迷

  •  医療機関で行われるHPVワクチン接種の様子=13日、神奈川県内

     医療機関で行われるHPVワクチン接種の様子=13日、神奈川県内

  •  医療機関で行われるHPVワクチン接種の様子=13日、神奈川県内

 子宮頸がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種率が、2000年度生まれ以降で大きく低迷していることが、14日までに大阪大のチームの分析で分かった。定期接種の積極勧奨を差し控えた影響とみられる。接種機会を逃した1997~07年度生まれの女性に対する救済措置の期限が来年3月末に迫っており、無料で打ち終えるには初回を今月中に打つ必要があるため、厚生労働省は接種検討を呼びかけている。

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