埼玉新聞

 

セブン店員、いつもの常連客に異変感じ…直感で通報、詐欺阻止 パソコンの修理代6万円に疑問

  • 右から円谷庄二署長、鈴木健久オーナー、星菜摘さん、若月順子さん=東松山署

 特殊詐欺を未然に防いだとして、東松山市のセブンイレブン東松山幸町店(オーナー・鈴木健久さん)、パートリーダー若月順子さん(38)、パート星菜摘さん(22)に感謝状を贈った。

 星さんは、9月16日、同店を訪れた70代男性から電子マネーカードについて聞かれた際、使途理由を尋ねると「パソコンの修理代名目で6万円分の購入」と分かった。しかし、高齢者の高額のカード購入に疑問を感じ、若月さんに相談した。その後、特殊詐欺を疑い、同署に通報、詐欺被害を未然に防いだ。

 円谷(つむらや)庄二署長から「良い連携プレーでした」と言葉を掛けられた2人は、感謝状を手に「いつも来るお客さんで、詐欺被害を未然に防げて良かった」と話していた。

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