【ロンドン共同】チャールズ英国王の次男で、王室公務を引退して米国に移住したヘンリー王子が15日、40歳の誕生日を迎えた。英紙タイムズによると、誕生日に合わせ、曽祖母の故エリザベス皇太后が残した巨額の資産を相続するという。
皇太后は故エリザベス女王の母親で、1994年、ひ孫に非課税で資産を残すために信託基金を設立。推定1900万ポンド(約35億円)を預け入れたとされ、ヘンリー王子と兄のウィリアム皇太子(42)らがそれぞれ、21歳と40歳の誕生日に分割して受け取れるようにした。
ヘンリー王子は誕生日を前に「30歳は不安だったが、40歳はわくわくする」と語った。