LGBTQなど性的少数者への理解を深めてもらうためのイベント「さっぽろレインボープライド」が札幌市で14日から2日間にわたって開かれ、約千人が15日、市中心部の大通公園周辺をパレードした。多様性を示す虹色のフラッグや「自分を誇ろう」「同性カップルにも結婚の自由を」などと書かれたメッセージボードを手に笑顔で練り歩いた。
実行委員会によると、パレードは24回目。満島てる子副委員長(34)は「今日だけで終わりではない。このパレードが、性的少数者の誰かを救うことや、社会の制度を変えることにつながってほしい」と意義を語った。