刺激的なことしたい…ごみ置き場で放火、容疑の男を再逮捕 消火器を盗んだ過去も「ストレスたまって」
2021/10/15/00:00
行田市内のごみ置き場に火を付けたとして、市内に住む男が逮捕された事件で、県警捜査1課と行田署、熊谷署は14日、建造物等以外放火の疑いで、行田市城西3丁目、アルバイトの男(25)を再逮捕した。
再逮捕容疑は8月1日午後11時ごろ、熊谷市戸出の鉄工所敷地内で、ごみ置き場の段ボールなどにライターで火を付けた疑い。容疑を認め、「ストレスがたまっていた。刺激的なことがしたいと思って燃やした」と供述しているという。
同課によると、火は鉄工所に延焼する恐れがあったものの、通報で駆け付けた消防が消し止め、けが人や類焼はなかった。
県警は9月7日、行田市内でごみに火を付けたとして、器物損壊容疑で男を逮捕。同月28日には、行田市内のアパート敷地内で消火器を盗んだとして、窃盗容疑で再逮捕していた。自供や防犯カメラの映像などから、熊谷市の鉄工所の放火を特定した。
男は8月2日に行田市内で発生した別の火災についても関与をほのめかしており、県警は裏付けを進める。