真田広之さん「信じられない」 喜びかみしめ米エミー賞受賞会見
2024/09/16/19:05
【ロサンゼルス共同】ドラマ「SHOGUN 将軍」の米エミー賞受賞を受け、主演した真田広之さんは15日、ロサンゼルスで記者会見し「本当に信じられない思いだ」と喜びをかみしめた。プロデューサーも務めた制作について「壮大なプロジェクトだった」と振り返り、世界に向けた日本発の作品づくりにおいて受賞が「一つの布石になれば」と語った。
真田さんは授賞式と同じ濃紺のスーツ姿で登場した。式で名前を呼ばれて壇上に上がり、総立ちとなった会場を見て「ことの重大さに改めて気付かされた」と打ち明けた。
日本語のせりふと字幕を多用したことは「賭けだった」と説明。日米双方の出演者やスタッフで制作したこと自体が「世界に向けたとても重要なメッセージだ」と指摘した。
1980年版の同名のドラマで主演を務めた故・三船敏郎さんについて「とても尊敬している」と語り、同じ役を演じるのは当初「大きな重圧だった」とも話した。
記者会見には共演者らも同席。アンナ・サワイさんは「起きたことを受け止めようとしている最中だ」と笑顔を見せた。