斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題で、県議会各会派は、9月議会開会日の19日に補正予算案を審議し、成立後の午後に不信任決議案を採決する方針を決めた。関係者が17日明らかにした。当日は不信任案を提出後に各会派が賛成の立場で討論し、採決は夕方以降となる見通し。可決は確実な情勢で、斎藤氏は辞職・失職か議会解散の選択を迫られる。
斎藤氏は17日も続投の意思に変わりはないと記者団に説明。不信任案が可決された場合の対応については「判断するには孤独な面がある。自分のことなので自分でしっかり考える」とした。
採決は起立方式ではなく、記名投票とする方向で調整している。