【テヘラン共同】イランの改革派ペゼシュキアン大統領は17日、首都テヘランを訪問したロシアのショイグ安全保障会議書記と会談し、2国間関係を発展させると表明した。大統領府が発表した。ペゼシュキアン政権は欧米との対話を重視する一方、米国の対イラン制裁解除が困難な実情を踏まえ、ロシアとの関係も強化する狙いがある。
ウクライナに侵攻するロシアへの軍事協力も協議した可能性がある。ペゼシュキアン氏は、イランとロシアの協力深化は欧米による制裁の効果を減少させると強調した。
ショイグ氏は、イランとの協力に関するロシアの立場は変わっていないというプーチン大統領のメッセージを伝えた。