【ワシントン共同】キャンベル米国務副長官は18日、ウクライナ領空に侵入するロシアの無人機などに中国の電子機器や技術が使われていると指摘し、中国最高指導部がロシアへの軍事産業支援を推進していると非難した。下院外交委員会の公聴会で証言した。
キャンベル氏は中国が今後も幅広くロシアを支援するとの見方を示した。中国が支援をやめればロシアの能力に「重大な影響」が出るとし、より多くの欧州の国が米国と共に中国企業に制裁を科す必要があると述べた。
急速に海軍力を高める中国に対抗するため、軍艦製造能力の向上が米国にとって「今後10年間で最も重要なことだ」とも訴えた。