高見沢「最大ピンチはデビュー、大人の事情で」THE ALFEE50周年で11月特番
8月にデビュー50周年を迎えたロックバンド「THE ALFEE」が、メンバー3人の母校明治学院大(東京都港区)のキャンパスでBS―TBSの音楽特番(11月3日午後7時放送)を収録し、報道陣に歩みや抱負を語った。
これまでで最大のピンチを問われると、高見沢俊彦は「やっぱりデビューですかね。僕は元々ギターなのに、大人の事情でリードボーカルになって『ギターは弾かなくていい』と言われて。さらに悲劇は、桜井(賢)がやったことないギターをやらされて…。エアギター。それがすごくうまいの」と、ユーモアたっぷりに振り返ってみせた。
10年ぶりに訪れた母校に、学生時代の思い出話も飛び出した。学業そっちのけでギターをかき鳴らしていた坂崎幸之助、週2回の礼拝やパイプオルガンの音色を懐かしく思い出す桜井―。
開催したコンサートは2900回を超え、通算3千回を目指す。実現に向けトレーニングを欠かさない高見沢に、坂崎は「僕がやっているのは…腹筋、腕立て、スクワットを1日1回ずつ!」と胸を張り「やってないも同然」と突っ込まれ、酒好きの桜井は「血行を良くする芋ジュースを週5で飲んでいます」と焼酎をジュースと強弁して笑いを誘った。
最終的に「(コンサート)本番をやること自体が体力をつくっている」と総括した3人。和気あいあいとした空気感こそが50年続く秘訣なのかもしれない。