埼玉新聞

 

仕事帰りに「気軽にちょい飲み」王道店舗に 日高屋がJR上野駅改札近くに新店舗「上野入谷口店」開店 今後の出店計画を左右する試金石に 4年ぶりに「モツ野菜ラーメン」を来月から復刻販売も発表

  • 期間限定で復活する「モツ野菜ラーメン」と同店自慢のサワー、酎ハイ各種

    期間限定で復活する「モツ野菜ラーメン」と同店自慢のサワー、酎ハイ各種

  • 店舗の成功を誓う青野敬成社長(中)らスタッフ=17日、日高屋上野入谷口店

    店舗の成功を誓う青野敬成社長(中)らスタッフ=17日、日高屋上野入谷口店

  • 期間限定で復活する「モツ野菜ラーメン」と同店自慢のサワー、酎ハイ各種
  • 店舗の成功を誓う青野敬成社長(中)らスタッフ=17日、日高屋上野入谷口店

 ラーメン店「日高屋」などを展開する外食チェーンのハイデイ日高(さいたま市大宮区)は18日、東京都台東区のJR上野駅入谷口改札そばの駅構内に「日高屋」の452店舗目となる「上野入谷口店」を開店した。前日の17日には青野敬成社長が同店で会見し、コンセプトを発表。仕事帰りのサラリーマンを中心に「気軽にちょい飲みできる王道店舗として成功させたい」と意欲を見せた。

 同社は今後、栃木や群馬など北関東エリアへの積極展開を視野に入れており、2026年までに全国485店舗が目標。東北(北関東)の玄関口上野にある同店は今後の出店計画を左右する試金石に位置付けている。7月18日には宇都宮市内初となる「宇都宮大曽根店」を出店し、開店1週間の売上高は創業以来、過去最高額を記録した。

 会見では、約4年ぶりとなる「モツ野菜ラーメン」を10月11日から期間限定で復刻販売することを発表。良質な国産豚モツのうまみが溶け込んだピリ辛スープにタマネギ、キャベツ、ハクサイなど5種類の新鮮な野菜をふんだんに使っており、青野社長は「ヘルシー志向の女性の支持も獲得したい」と話した。現在約7割が男性客のため、「多くの女性に日高屋ファンになってもらい、日々の食堂として利用してほしい」と期待を寄せた。

 日高屋では20日から10月31日まで「秋のサワー祭」を開催(一部店舗を除く)。レモンサワー、ウーロンハイ、緑茶ハイの3種類を通常価格から20円値引きで提供する。

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