UNIS「多様性が強み」韓日フィリピン8人組 日本からKPOP目指す若者へエールも
3月にデビューした韓国発の8人組ガールズグループ「UNIS(ユニス)」が、9月23日に日本で初のファンミーティングを、東京・世田谷区民会館で開催する。イベントを前に取材に応じ、活動への意欲や、日本からKポップデビューを目指す若者へ「挑戦すればできる」とアドバイスを送った。
韓国テレビ局SBSのオーディション番組「UNIVERSE TICKET」で選出。リーダーのヒョンジュが「多様性が強み」と語るように、韓国出身4人、日本出身2人、フィリピン出身2人の多国籍グループだ。
8月発売のシングル「CURIOUS」は「シックでかっこいい一面を見せる」(エリシア)、「中毒性が魅力」(パン・ユナ)な1曲。日本出身のナナは「いろんな国のファンに会いたい」、最年少13歳のソウォンは「人々に夢を与えたい」と話す。
小学生の時、BTSのステージを見てKポップに憧れを持ったというナナ。「こんなかっこいいステージをしてみたいと思った」。念願のデビューから約半年がたち「たくさんの愛を頂いて感謝しています。東京ドームでのコンサートが夢です」と語った。
同じく日本出身のコトコは、初挑戦のオーディションでデビューをつかんだ。海外での活動には不安もあったが、語学の勉強にも励み「メンバーとは日本語、韓国語、タガログ語を全て使って会話します」。同じ夢を目指す未来の後輩に向け「やってみないと何も変わらない。自分がやりたいようにやればいい」とエールを送った。
(取材・文 共同通信=加藤駿 撮影=小島健一郎)