予期せぬ妊娠を防ぐため、性交後に服用する「緊急避妊薬(アフターピル)」の薬局などでの市販化に関し、市民団体が自民党総裁選と立憲民主党代表選候補者にアンケートを行い、20日に結果を公表した。立民の3候補が回答し、いずれも市販化に賛成だった。
団体は「緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト」。質問状は17日に送付した。回答した枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員は、いずれも市販化を早期に実現し、学校での性教育も「充実が必要」と答えた。
野田佳彦元首相と自民の8候補は期日までに回答がなく、小泉進次郎元環境相は「党通達により回答見送り」とした。