JR西日本は21日、北陸新幹線の白山総合車両所(石川県白山市)を一般公開した。2019年以来5年ぶり。今年3月の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間の延伸開業後では初めての開催。
車両所の仕事体験やミニ運転台の展示を設けた。つり上げた新幹線車両を下から見学できるコーナーのほか、線路の除雪作業車も展示された。家族で訪れた白山市の野田陸人君(5)は「新幹線は大きくてすごかった。乗ってみたい」と声を弾ませた。
車両所の隣接地には、3月の敦賀延伸に合わせ、白山市のビジターセンター「トレインパーク白山」が開業。新幹線の様子を間近に見ることができる。