暴走族グループ関係の少年ら3人を送検 ハンマーで窓を割り民家に侵入、腕時計など盗んだ疑い/埼玉県警
2021/10/23/00:00
本庄市内の民家に侵入し、腕時計などを盗んだとして、県警少年捜査課、捜査4課、交通捜査課、本庄署、児玉署は22日までに窃盗の疑いで、本庄市朝日町2丁目、自称左官工の男(21)を逮捕、上里町に住む無職少年(17)と本庄市に住む高校2年の少年(17)を再逮捕し、いずれもさいたま地検熊谷支部に送検した。
送検容疑は男と少年2人が、他の少年(19)と共謀の上、9月8日午前11時から同15分までの間に本庄市内の民家に侵入し、貴金属類など46点を盗んだ疑い。腕時計8本、ライター4個など被害総額は約88万6千円に上り、最も高価ものは国産の腕時計で約30万円だった。
少年捜査課によると、現場付近の防犯カメラの映像などから男らの関与が浮上した。男らは、1階リビングの窓をハンマーで割って侵入。逃走する際に酒など盗品の一部を落として付近の路上で発見されたという。現場まで乗用車を運転していた男が指示役で、少年が実行役とみている。同課は3人の認否を明らかにしていない。
少年2人は本庄市周辺を拠点とする暴走族グループの関係者とみられ、これまでに公務執行妨害やバイクで交差点をぐるぐる周回する道交法違反(共同危険行為)の容疑などで逮捕されていた。