【シドニー共同】オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所が22日発表したアジア太平洋の27カ国・地域の実力調査「アジアパワーインデックス」によると、総合力で日本はインドに抜かれ、2018年の調査開始以来初めて3位から4位に後退した。長引く経済不振が要因と指摘した。米国が昨年の前回調査に続いて首位。中国、インドが続いた。
日本は調査8分野のうち「軍事力」や「防衛ネットワーク」「外交的影響力」などが上昇し、総合力のポイント自体は前回より増加したが、インドの急上昇に及ばなかった。「経済力」分野が他国よりも大きく低下したのが足を引っ張った。