【ニューヨーク共同】国連気候変動枠組み条約のスティール事務局長は24日、ニューヨークで国連総会に合わせ環境団体が開いたイベントに登壇し「気候変動対策は世界経済の大変革の扉を開く。投資家も政治家も無視できない真のチャンスだ」と産業界に行動を促した。
国連で開かれた未来サミットでは、各国が化石燃料からの脱却など大転換の必要性を盛り込んだ「未来のための協定」を採択した。再生可能エネルギーの導入拡大や省エネの促進には、政府に加え企業の取り組みも不可欠。スティール氏は「中小企業を含む供給網全体で踏み込んだ行動を」と訴えた。