秩父市は29日、部下の女性職員にわいせつな行為を繰り返したとして、同市の男性主査(40)を同日付で懲戒免職処分とした。
市によると、男性主査は昨年9月末ごろから約1年間にわたり、業務時間中に勤務場所の倉庫などで、女性職員に対して再三のキスの強要のほか、抱き付く、胸や尻を触るなどのわいせつな行為を繰り返していた。今月に被害女性が上司に相談し、発覚した。男性はわいせつ行為を認めているという。
北堀篤秩父市長は「市民の皆さまに深くおわびを申し上げる。再発防止に向けて職員一丸となって全力で取り組んでいく」とコメントした。