久喜市は29日、市内の40代男性が誤ってファイザー製のワクチンを3回接種したと発表した。
市によると、男性は6月、高齢者施設の従事者向けに配布された接種券で2回ワクチンを接種。その後、市から届いた市民向けの接種券で予約し、10月中旬、3回目のワクチン接種を受けたという。市が接種記録を入力しようとした際、間違いが発覚したという。
市は施設従事者が接種を受けた場合、その後に届いた接種券を使用しないように指導していたという。
男性に健康被害はなく、市は同様に接種券を配布した施設などに3回目の接種をしないよう注意を促している。