埼玉新聞

 

犠牲者しのぶ竹灯籠 御嶽山噴火10年で地元住民

  •  御嶽山の噴火から10年となり、犠牲者追悼のため、ろうそくの灯がともされた竹灯籠=27日午後、長野県木曽町

     御嶽山の噴火から10年となり、犠牲者追悼のため、ろうそくの灯がともされた竹灯籠=27日午後、長野県木曽町

  •  御嶽山の噴火から10年となり、犠牲者追悼のため、ろうそくに灯をともす遺族ら=27日午後、長野県木曽町

     御嶽山の噴火から10年となり、犠牲者追悼のため、ろうそくに灯をともす遺族ら=27日午後、長野県木曽町

  •  御嶽山の噴火から10年となり、犠牲者追悼のため、ろうそくの灯がともされた竹灯籠=27日午後、長野県木曽町
  •  御嶽山の噴火から10年となり、犠牲者追悼のため、ろうそくに灯をともす遺族ら=27日午後、長野県木曽町

 御嶽山(長野、岐阜県、3067メートル)の2014年噴火から10年となった27日、山麓の長野県木曽町の公園で地元住民が追悼のキャンドルイベントを開き、遺族と共に約200個の竹灯籠に入ったろうそくに点灯した。「9・27」の形に並べたライトも置いた。

 次男の祐樹さん=当時(26)=とその婚約者丹羽由紀さん=同(24)=を亡くした愛知県一宮市の会社員所清和さん(62)は「子どもたちがいっぱい来てくれて本当にうれしい。これからもできるだけ参加したい」と語った。

 イベントに先立ち、被災者家族会「山びこの会」は、阿部守一知事に、県独自の火山防災研究機関を設置するよう求める要望書を提出した。

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