埼玉ならではの演出満載!「AKB48劇場工事中出張公演」、埼玉出身メンバーが地元凱旋、「埼玉トーク」も披露
アイドルグループ「AKB48」は26日、さいたま市南区のさいたま市文化センター小ホールで、「AKB48劇場工事中出張公演」を開催した。同公演は、2005年12月8日にオープンした「AKB48劇場」(東京・秋葉原)の老朽化による全面改装工事に伴い、全国20か所を巡る出張公演で、埼玉は8公演目。埼玉ならではの演出とともに、会場は熱気に包まれた。(森本勝利)
今回の演目は、メンバーの村山彩希さんプロデュース「今日は誰に恋をする?」公演の出張公演スペシャルバージョン。埼玉公演では、向井地美音さん(26)、平田侑希さん(22)、正鋳(まさい)真優さん(19)、畠山希美さん(16)の埼玉出身メンバーら16人が出演した。
開演前のアナウンスでは、向井地さんが「今日の公演は“埼玉愛”が特に強めになっています。いっぱい“埼玉ポーズ”もしていきます!」と力強く宣言。熱気そのままに「Overture」から熱い声援が送られ、出演メンバー16人全員が舞台に登場した。
「今日は誰に恋をする?」公演のオリジナル衣装に身を包み、「ロマンス、イラネ」で勢いよくスタート。冒頭のMCでは、埼玉銘菓「十万石まんじゅう」のキャッチフレーズにちなみ、「私のうまい、うますぎるもの」をテーマにトークした。埼玉メンバー効果もあり、「彩果の宝石」や「白鷺宝」など、埼玉のお菓子があがるなか、正鋳さんは「埼玉はうなぎも名物。私もうなぎが大好きです」と伝えていた。
ユニットコーナー後には、埼玉公演を応援した地元企業のPRコーナーを実施。学校給食でおなじみの「わたぼく牛乳」(森乳業、行田市)と、行田足袋の魅力を世界に発信する「サムライ足袋」(武蔵野ユニフォーム、行田市)を紹介した。正鋳さんは「小学校、中学校はわたぼく牛乳で育った」と笑顔。平田さんは「足袋の履き心地がとてもよかった。パリなど海外でも注目を集めているアイテムなので、ぜひ多くの方に知ってほしい」と話した。
中盤では、出張公演限定のAKB48名曲メドレーとして、「重力シンパシー」「大声ダイヤモンド」「恋するフォーチュンクッキー」の3曲を立て続けにパフォーマンス。アンコールまで駆け抜け、埼玉出身メンバーが地元での凱旋公演を大いに盛り上げた。
=埼玉新聞WEB版=