深谷市は27日、地域通貨ネギーを活用した新たな取り組みとして、障害者施設で製作する「授産製品」の購入に対して、ポイント還元率を通常の1％から20％へ大幅アップするキャンペーンを10月1日から開始すると発表した。

　市によると、授産製品を知らない人が多く、障害者施設で働く障害者の平均工賃が県の目標値である月額2万円に達しないなどの課題がある。キャンペーンを通して、市民が障害者施設の授産製品を知って購入することで、授産製品の売り上げ向上を図り、障害者の工賃向上と経済的な自立を支援する。キャンペーンの実施施設は地域通貨ネギー取り扱い店として登録する障害者施設や授産製品取り扱い店13施設。実施期間は12月26日まで。

　問い合わせは、市障害福祉課（電話048・571・1011）へ。