埼玉新聞

 

今年に入り交通事故で7人死亡 埼玉・吉川警察署管内で 商業施設で交通安全キャンペーン 「近年まれにみる危機的な状況」と呼びかけ

  • 来店者に交通安全を呼びかける三郷市と吉川署の幹部ら=24日、三郷市

    来店者に交通安全を呼びかける三郷市と吉川署の幹部ら=24日、三郷市

  • 来店者に交通安全を呼びかける三郷市と吉川署の幹部ら=24日、三郷市

 三郷市と吉川署は24日、秋の全国交通安全運動にちなんで、市内商業施設ピアラシティで、街頭キャンペーンを行った。

 同署管内では今年に入り、交通事故による死亡者が7人(23日現在)に増加。市と同署は命を守るための緊急メッセージを出し、県は交通事故防止特別対策地域に指定した。同署は重点施策として、横断歩道における歩行者の保護と自転車のヘルメット着用を呼びかけている。

 キャンペーンでは、木津雅晟市長が「関係機関と連携を図り悲惨な交通事故を根絶させたい」、江田浩之署長が「近年まれにみる危機的な状況。事故から自分の身を守る活動をしてほしい」とあいさつした。交通安全協力団体、市関係者、市マスコットキャラクターの「かいちゃん」らが、来店客らに交通安全を呼びかけた。

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