埼玉新聞

 

こん棒500本展示へ 「非日常」企画、CF募る

  •  2022年2月に大阪市で実施された「大棍棒展」(全日本棍棒協会提供)

     2022年2月に大阪市で実施された「大棍棒展」(全日本棍棒協会提供)

  •  自身が作成したこん棒を持つ東樫さん=11日、奈良県宇陀市

     自身が作成したこん棒を持つ東樫さん=11日、奈良県宇陀市

  •  2022年2月に大阪市で実施された「大棍棒展」(全日本棍棒協会提供)
  •  自身が作成したこん棒を持つ東樫さん=11日、奈良県宇陀市

 普段、めったに見る機会のないこん棒を集めた「大棍棒展」開催のため、「全日本棍棒協会」がクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。太さや大きさの異なる500点以上が並び、「試し殴り」ができるコーナーも設置予定。協会会長の東樫さん(33)は「刺激的で、非日常的な体験を楽しんでほしい」と話している。

 大棍棒展は2022年2月に大阪市で第1回を開催。千人以上が来場し、展示された約200本のうち96本が売れる予想外の展開となった。2回目となる今回は、25年9月を予定しており、前回の2倍超となる約500本の展示に向け、東さんらが制作を続けている。

 奈良県宇陀市の里山で林業を営む東さんは、3年前からこん棒を作るようになり、野性的な魅力に引き込まれた。

 今回展示を予定しているのは、1メートルを超える巨大なものや、幹から無数の鋭い枝がとげのようにのびたものなど約500本。完成まで2週間以上かかった作品もあり、会場では1本数千円から販売する予定だ。

 CFの目標額は会場費、広告費など500万円。

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