自民党の石破茂総裁は、政権発足時に起用する首相秘書官8人を内定した。政務担当の首相秘書官に槌道明宏元防衛審議官を起用する他、石破氏の政策秘書を務める吉村麻央氏を充て2人体制とする。複数の関係者が29日、明らかにした。槌道氏は、石破氏の防衛相在任時に大臣秘書官を務めた経歴を持つ。
事務秘書官には、警察庁の土屋暁胤警察大学校副校長兼官房審議官、外務省の貝原健太郎北米局参事官、財務省の中島朗洋主計局次長、厚生労働省の熊木正人官房審議官、経済産業省の井上博雄資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長、防衛省の吉野幸治防衛政策局次長を登用する。