<新型コロナ>誤って…使用済み注射器を男性に刺す、医療機関の接種で なぜか未使用の状態に戻した職員
2021/11/03/00:00
さいたま市は2日、新型コロナウイルスのワクチン接種で、市内医療機関が10代男性に対して、使用済み注射器を誤って腕に刺したと発表した。市は本人に謝罪し、感染症の有無を調べるため血液検査の案内を行った。現時点で健康状態に異常はないという。市は使用済み注射器を区別できるように注射針のキャップを戻さないなど、再発防止の徹底を図るとしている。
市新型コロナウイルスワクチン対策室によると、1日午後、市内医療機関で医療従事者が10代の兄に接種後、注射針のキャップを戻した注射器をトレーに置いた。直後に10代の弟への接種で、使用済みの注射器を腕に刺した。すぐに空の注射器と気付き、針を抜いたという。医療機関側が2日午前、対策室に報告した。