乳児2人の遺体を遺棄して、うち1人を殺害するなどしたとして母親の女が逮捕された事件で、さいたま地検は2日、殺人と死体遺棄の疑いで、川越市の無職の母親(26)をさいたま地裁に追起訴した。
起訴状などによると、母親は8月11日、川越市大塚の自宅アパートで、湯を張った浴槽内で男児を出産。そのまま水中に放置し、溺死させて殺害した。さらに同日ごろから9月2日までの間、自宅クローゼットの衣装ケース内に遺体を遺棄したとされる。
母親は春日部市の実家にも別の乳児の遺体を遺棄したとして、死体遺棄罪で起訴されていた。