気象庁は30日午後3時45分、台風17号に関する情報を発表した。

　台風17号は、30日午後3時に父島の西北西約130キロの海上にあり、１時間におよそ25キロの速さで北へ進んでいる。
　
　中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。　

　24時間後の1日午後3時には、銚子市の南南東約150キロの海上で、半径105キロの円内に達する見込み。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルと予想。

　当初予想より、台風の進路がやや東にずれ、関東が暴風域に入る可能性は減ったが、気象庁は今後の台風情報への注意を呼びかけている。
　
　台風17号はその後、温帯低気圧に変わり、48時間後の2日午後3時には千島の東の海上に抜けるが、中心の気圧は992ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルと勢力を維持する予想。　

　熊谷地方気象台の30日午後5時発表のあす10月1日の天気予報は、埼玉南部が曇り夕方から晴れ、所により昼過ぎまで雨。北部と秩父地方が曇り夕方から晴れとなっている。
　
＝埼玉新聞WEB版＝