埼玉新聞

 

がん闘病の社長、仕事と治療を両立するなか「スーツに似合うケア帽子」を開発 試着モニターを募集

  • ケア帽子「タオキャップス」の着用例

 「スーツに似合う」ケア帽子を開発・販売するタオコーポレーション(本社・狭山市、村田里依社長)は、試着モニター3人を募集している。

 同社は仕事中に着用しても違和感がなく、スーツや制服に似合って蒸れにくく快適なケア帽子を開発、「Tao Caps(タオキャップス)」として製品化した。シルク混の糸を使用し頭頂部は開口した形状で、シンプルな「ビジュータイプ」4種と「スカーフタイプ」のサテンとシホン各4種、計12種類のケア帽子をそろえた。

 村田さんは自身ががんの治療と、狭山ケーブルテレビでの管理職の仕事を両立している。自身の経験から「ウィッグは蒸れや皮膚のかぶれで使用を断念した。いかにも治療中と分かるものではなく、生き生きと働き続ける生き方を応援する、おしゃれなケア帽子を生み出したい」とクラウドファンディングで資金を募り、会社を立ち上げた。

 モニターには試着アンケートへの回答と着帽姿の画像提供を依頼、試着品とオリジナルトートバッグをプレゼントする。

 試着モニター希望者は(1)氏名(2)住所(3)電話番号(4)年齢(5)メールアドレス(6)応募理由を明記しinfo_tao@xui.biglobe.ne.jpへ申し込む。先着順で合否を連絡。応募条件はがん患者に限らない。問い合わせは、メールで同社へ。

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