埼玉新聞

 

<新型コロナ>中止相次ぐ学校の合唱会…そこで「ボディーパーカッション」やったら好評!生徒にも人気

  • ボディーパーカッションで曲に合わせてリズムをとる生徒=10月30日、幸手東中学校

 新型コロナの感染拡大で合唱の発表が難しくなる中、幸手市平須賀の同市立東中学校(渡辺真由美校長、生徒数107人)は10月30日、音楽発表会で生徒が手拍子や足踏みなど体を鳴らし曲を奏でるボディーパーカッションを披露した。

 例年であれば、合唱を披露する発表会。昨年、感染防止のため合唱を中止にした替わりにボディーパーカッションに取り組んだところ好評だった。音符が読めなくても手軽にでき、ダンスの要素も取り入れるなど、生徒にも人気。昨年に続き今年も発表会を開いた。

 渡辺校長は「合唱ができず音楽発表会が中止になる学校も多い中、気軽にできるため生徒も楽しんでいる」と話す。

 発表会ではクラシックやポップの曲に合わせ、生徒が同じリズムで手や肩などをタップし表現。激しい動きの中でも、息をそろえて体を動かすなど練習の成果を披露した。

 発表会実行委員長で3年の藤根妃奈さんは「合唱で声を合わせるのとは違う難しさがあるが、まとまった感じが出て良かった」と感想を話した。

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