埼玉新聞

 

白骨遺体、寝室で横たわる…消防署を訪れた息子「父が倒れて反応ない」 署員が通報、警官が急行し遺体発見 今も身元不明の状態 息子逮捕…その後、不起訴となった51歳「生き返るかと」

  • 【地図】所沢市

    逮捕の息子不起訴 自宅に遺体を遺棄容疑=所沢市

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 埼玉県所沢市の自宅に身元不明の遺体を遺棄したとして、9月7日に死体遺棄の疑いで逮捕された同市の男性(51)について、さいたま地検川越支部は30日までに、不起訴処分とした。処分は27日付。処分理由は明らかにしていない。

■死後かなり時間が経過(以下、初報記事)

 所沢署は9月7日、死体遺棄の疑いで、所沢市の無職の男(51)を逮捕した。逮捕容疑は自宅のマンションの一室に遺体を放置し遺棄した疑い。

 同署によると、男は80代の父親と2人暮らし。6日に男が市内の消防署を訪れ、「父が数週間前に倒れて反応がない」と話したため、消防署員が110番。駆け付けた警察官が寝室で横たわる白骨化した遺体を発見した。遺体に目立った外傷はなく、死後かなり時間が経過しているとみられている。

 男は「父は生き返ると思っていた」と容疑を否認しているという。
 

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