乳がんの早期発見・治療を呼びかけるピンクリボン運動の一環として、世界遺産・高野山真言宗総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)の女人堂が1日、ピンク色にライトアップされた。10月は国際的な乳がん啓発月間で、1日のピンクリボンデーに合わせた催し。
安産や子宝のお堂として多くの女性が訪れる女人堂が幻想的に浮かび上がると、参拝客は手を合わせ乳がん撲滅を祈った。
高野山はかつて「女人禁制」で、境内への立ち入りが許されなかった女性は七つの参詣道にある女人堂で参拝した。現在は不動坂口の女人堂が唯一残っている。
ライトアップは午後6~9時で3日まで。