総務相に就任した村上誠一郎氏は1日、安倍晋三元首相を「国賊」と呼んだとして2022年に自民党の役職停止1年の処分を受けたことに関し「遺族の方にはすぐに謝罪した」と釈明し、挙党一致体制で職務に取り組む考えを示した。一方で「私は政治家として、論理的におかしいことはおかしいと言ってきた。ずっと正論を言い続けたつもりだ」とも主張した。
1日午後、自身の国会事務所で記者団に語った。「すぐ選挙もある。融和的な精神でやっていきたい」と強調した。
安倍氏に批判的な姿勢で知られる村上氏は、派閥の裏金や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を「負の遺産」と指摘。