埼玉新聞

 

素粒子物理学の拠点70周年 巨額な新計画、中国台頭も

  •  1日、スイス・ジュネーブ郊外でスピーチする欧州合同原子核研究所(CERN)のジャノッティ所長(共同)

     1日、スイス・ジュネーブ郊外でスピーチする欧州合同原子核研究所(CERN)のジャノッティ所長(共同)

  •  1日、スイス・ジュネーブ郊外でスピーチする欧州合同原子核研究所(CERN)のジャノッティ所長(共同)

 【ジュネーブ共同】スイス西部ジュネーブ郊外にある素粒子物理学研究の世界的拠点、欧州合同原子核研究所(CERN)で1日、設立70周年の記念式典が開かれた。CERNでは物に重さを与える素粒子「ヒッグス粒子」が発見され、宇宙の成り立ちの解明に貢献。新設備の建設計画は巨額の投資がネックとなり、台頭する中国と研究の主導権争いも予想される。

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