自民党の渡辺猛之参院議員(56)=岐阜選挙区=は2日、岐阜市で記者会見し、来年2月の任期満了に伴う岐阜県知事選に立候補すると表明した。2021年選挙に出馬した元内閣府官房審議官の江崎禎英氏(59)に続いて2人目。現在5期目の古田肇知事(77)は不出馬を表明している。
渡辺、江崎両氏は2日までに自民県連に推薦願を提出した。4人が立候補した21年知事選では、自民県連の支持が古田、江崎両氏に割れる保守分裂選となった。
渡辺氏は岐阜県八百津町出身。県議を経て、10年参院選で初当選した。参院農林水産委員長や国土交通副大臣を務め、現在3期目。