お金用意して…現金200万円手渡すと再び電話 長男と思った女性、次男に相談し被害わかる/埼玉・所沢署
2021/11/06/00:00
所沢署は4日、無職女性(69)が息子などを装った男らに現金200万円をだまし取られた、と発表した。
同署の調べでは、今月2日午後3時ごろから、女性方に男から数回、電話があり「俺だよ。工事代金を支払う小切手入りのバッグを駅構内の喫茶店で失くした」「工事代金を支払うためにお金を用意してほしい」「同僚が取りに行く」などと話した。都内に居住する長男(40)と思い込んだ女性は同日午後9時ごろ、自宅近くの路上で、長男の同僚を名乗る男に現金200万円を手渡した。
翌3日午後4時ごろ、再び同じ男から現金を要求する電話があった。その後、女性から電話で相談を受けた川越市の次男(37)が詐欺を確信し、同日午後8時45分ごろ、110番通報した。
現金を取りに来た男は年齢20代後半から30代前半、身長170センチぐらい。カジュアルな服装で、野球帽をかぶりマスクを着けていたという。