500万本のヒガンバナ見頃 「圧巻の赤いじゅうたん」 日高の巾着田曼珠沙華公園 猛暑の影響で開花は10日ほど遅く
2024/10/03/09:20
日高市高麗本郷の巾着田曼珠沙華公園で、約500万本のヒガンバナが見頃を迎えている。市産業振興課によると、今年は猛暑の影響で例年より10日ほど開花が遅れた。
同園は日本最大級となる約3・4ヘクタールの群生地で、訪れた人たちはヒガンバナにカメラを向けながら散策を楽しんでいた。横浜市から友人と来た女性(50)は「開花状況と天気をずっとチェックしていた。こんなにたくさん咲いて、すごくきれい。赤いじゅうたんのようで圧巻」と笑顔だった。
ヒガンバナは高い茎の先に咲く、雄しべが大きく開いた赤い花が特徴。10月ごろに球根から葉が芽吹き、その球根が1、2年後の9月ごろに花をつけるという。
開花期間中は入場料500円(中学生以下は無料)。公園内では、9日まで巾着田曼珠沙華まつりが行われ、工芸品やキッチンカーが出店する。